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【多段テーパー化】 鋳片に優しいテーパーへの挑戦!

ご依頼内容・ご相談・ご要望
コスト削減の本丸は、鋳片良品率の向上!長年の課題を解決できるのか⁉
コスト削減が当時お客様の至上命題。そして、解決すべき最重要課題とされたのが、長年の課題である鋳片の良品率。
銅板下部の腐食も気になる。これが軽減できればモールドの寿命も延びるのに。
「JE Networkさんの知識、技術で、何とかならないか?」
JE Networkが解決!

慎重かつ大胆に、多段テーパー化で驚きの成果
早速、凝固収縮解析を実施。特殊鋼メーカーだけに、鋼種も多く、凝固収縮曲線は多種多様。
解析結果から、従来のテーパーでは、鋳片の収縮に寄り添えていないこと、下部に大きなエアギャップを生じることがわかった。
このままでは鋳片の品質問題も下部腐食も解決しないだろう。
「テーパーを変えましょう!」
複数鋼種の凝固収縮曲線に対し、1本の最適なテーパーを選定することは至難の業。だが、細心の注意を払いつつ、推奨テーパーを提案。
新テーパー導入により、鋳片の良品率は大幅に向上し、銅板下部の腐食による銅露出もゼロに!
お客様の声

「鋳片品質向上、モールド寿命延長で大幅なコスト削減を達成できました」と大変満足していただきました。
「無理なお願いばかりだったが、真摯に対応していただき助かりました」と、お客様との信頼関係が一層増しました。
当社としても、多段テーパー化への設計・解析に自信を深める事例になりました。